日本養腸セラピー協会は、腸セラピストへの認定資格、スクール、講座、育成を行う、一般社団法人養腸Brewの養腸セラピスト育成機関です

養腸だより

養腸コラム 2017.02.26

お肉っていいの?よくないの?











お肉類(特に赤身のお肉たち)は代謝を上げてくれて、太りにくくする(やせやすくする)

たぶん、事実です。

やせたいだけ ならその方法は「アリ」です。
一方、養腸法の考えからすると、その方法(お肉ばっかり)を続けていって

 カラダの中身はだいじょうぶ?

となります。

まず、食物繊維が足りません。発酵食品でもありません。
お肉に含まれるニオイ成分が原因で体臭がつよくなる可能性があります。
腎臓に負担かかる場合もでてきます。
悪玉菌が増え、がん発現のリスクが高くなります。
※食べすぎ、食べ続けた場合です。個人差があります。


お肉を食べることのメリットとデメリットがあります。
それを知って天秤にかけて決めるといいです。

そもそもお肉をそれなりに食べられる人は、内臓がとてもつよい証拠(≒体内酵素が多い)のです。

内臓があんまりつよくない方(くたびれやすい、お肉を大して好まない)は
積極的に摂り入れるべきではありません。
元来、カラダが求めていないものだからです。
カラダの欲求に従うのが正しい選択です。

では対極として玄米を食べていればいいのでしょうか。

この考えも尚早です。
玄米もわるくはありません。
同時に玄米を召し上がるなら、ちゃんとよく噛むことが大原則です。

よく噛む をしないと胃もたれの原因になりますし、未消化のままです。
未消化になればうまく腸から吸収できません。
せっかく食べた玄米のよさが吸収できなくなるのです。

これでは本末転倒です。

玄米がカラダ(腸)によいのは事実ですが(※ホールフードの考えからしても)
モグモグよく噛まずに「玄米、玄米!」とただ玄米を崇めたり信仰するのは賢くありません。

突き詰めると、食べ物に善悪はないです。
もしくは善と悪どちらの顔も持っています。
どっちと決められるものではありません。

わたくしたちの中にいい人の部分とよくない部分があるのと一緒です。
まるごと善人もいなければ、100%悪人もいませんよね。

メリットを引き出すか、デメリットを受け取るかは、いつだって食べ物と相対するごじぶん次第です。




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