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養腸だより

養腸コラム 2020.05.26

コロナ便秘の原因と対策。



















新型コロナウイルス感染拡大防止のために緊急事態宣言が出され、外出を自粛する時間が増えました。
その結果、便秘がちになった方が多くなっているようでございます。

ゆゆしき問題です~。放っておいてはいけませぬ。
コロナちゃんが原因の便秘の場合、次のようなことが考えられます。

【水分不足】
どの便秘でも水分の不足によって起きえます。
コロナさんの場合、マスクをする時間が長くなり、チョコチョコと水分摂取をする機会がへったり、
無意識のうちに摂らなくなってしまったりのケースがございます。

《対策》
意識して水分りましょうネ。これしかございません。
なるべく冷たくないお水、お白湯、ノンカフェインのものを。
ガブガブではなく、チョコチョコと。
内臓(腸)を冷やさないようにして飲むのもポイントです。
たとえば玄米酵素さんが出している玄妙茶です(わたくしもとても氣に入っております^^)

【運動不足】
これで便秘になるケースも多いですね。
外出自粛もありますし、リモートワークの方も増えました。
歩く回数、歩数ともに減っております。
またスポーツクラブ等に行っていた方は、運動する機会そのものが減っております。
特に足元の動きが減りますと、腸腰筋も動きにくくなり、結果腸の動きもにぶくなりがちに。

《対策》
ぞうきんがけ でお部屋と腸をスッキリさせるのがオススメ。
ほか、行進するイメージで、「その場で行進」これも簡単でよいです。
体側を伸ばす、ねじるなどの動きも入れたいですね。
どれも息をしながら行なってくださいませ^^
ほか、仰向けになって足を高くあげる「逆さ自転車こぎ」もよいですよ。
※腰に不安のある方にはオススメいたしません

【ストレス】
これが原因の方も非常に多いです。
これまでと違って、当たり前だったことが当たり前でなくなりました。
話す人の数が限られ、自由な活動が制限されではストレスも溜まるというもの。
1つ1つは大したことないストレス要因も、積み重なると膨大に。チリツモです。
氣づかぬうちに臨界点に達して、便秘だけでなく下痢を起こすことも。

《対策》
とにもかくにもリラックスでございまーす!
手っ取り早いのは深呼吸です。吐く息2に対して吸う息1の長さの呼吸がオススメです。
例:10秒かけて息が吐ける方は、吸う息は5秒程度で行なう。
マインドフルネス瞑想(ググってください。腐るほどでてきます)もよいですね。
どちらも呼吸を大事にいたします。

・温かいお風呂にゆっくり浸かる
・好きな音楽を聴く
・好きなお茶をゆっくり飲む
・ごはんをゆっくりよく噛んで食べる
・だいすきな方やペットと触れ合う

こういった対策も有効でございます。

【自律神経の乱れ】
前述のストレスにも通じますが、リラックスできず緊張・興奮を司る交感神経が優位になってしまっての便秘。
家にいてすることがないからとYouTubeやテレビなどの見過ぎで脳が興奮状態になっていると、なかなか神経が静まりません。睡眠の質も下がりがちになってしまひます。
また、画面を見る姿勢が猫背氣味になっている方も多く、この場合、呼吸がしっかり入らなくなります。
結果、呼吸が浅い、リラックスできない、横隔膜が動かないため腸の動きが制限されます。
猫背による内臓圧迫なども生じやすく、便通が滞りがちに。

《対策》
さきほどの深呼吸、そして腸もみ!
あと就寝前のスマホはやめる ナドがよいです^^
睡眠時に「揉まれる腹巻」をゆったりと巻いて眠るのもオススメ^^

【食べ物の変化】
便秘がちの方の中には、小麦粉製品で便秘になる方がいらっしゃいます。
氣づかないうちに、小麦の消費量が増えていませんか?
(会社に行っていたときのお昼は手作りのお弁当やおにぎりだったのが、在宅になってパンやパスタの回数が増えたとか) 
またはテイクアウト商品の購入回数が増えて、じぶんでこしらえるより脂質や動物性食品を召し上がる機会が多くなったとか。
ついついお菓子に手を出してしまい、空腹感をなかなか味わえていないとか。
どれも腸の負担が増えてくたびれている可能性がございます。

《対策》
理想は、なるべく自炊。お米、お野菜、海類、キノコ類、発酵食品を召し上がりましょ。
手っ取り早いのは具沢山のお味噌汁です。ほぼ必要な栄養素や食物繊維が摂取できてしまひます。
また、1回1回の食事でよく噛むことを意識されるのも大事です。
それだけでも胃腸の働きを助けることになります。
噛む回数を増やすおやつなら、ナッツやドライフルーツなどがございます。
さらに、おしゃぶり昆布は低カロリーで侮れません^^
どうしても早食い、食べすぎてしまう方は、玄米酵素ハイ・ゲンキがいいですよ!
慢性的な食べすぎで胃腸が重たい、もたれる・・・など内臓のくたびれをつよく感じた場合は、思いきって1食抜く「プチ断食」もオススメです。
プチ断食の場合、夜ごはん または 朝ごはん を抜くと腸が長時間(ダジャレじゃないのよ)お休みできて回復しやすいです。
プチ断食の方法については、弊著「1日1分腸もみ」をご参考になさってね^^
 

便秘の原因はほかにもあると思いますが、メインとなりうる原因と対策について書きました。
参考になれば幸いでございます^^
 
皆さまどうぞご安全にお過ごしくださいませね。
 

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